生産品について
当初は新潟県や岩手県などの他県より招いた杜氏に頼っていた弊社の酒造りですが、2011年からは少量生産ながらも高品質で誰もが美味しいと満足のできるお酒を造りたいという考えの下に、自社の社員のみで酒造りの全ての工程に携わるようになりました。
食中酒というイメージを超えてそっと酒が料理に寄り添い、又料理が酒に寄り添うようなお酒を造りたいというのが木曽三川のコンセプトです。現在では稀少となった箱麹製法での麹の手造り、雪降りしきる厳寒期の中、氷点下を割り込む水温での米の手洗い、歴代杜氏の手造りの伝統を受け継ぎ最新の空調設備を導入してのお酒の管理にも注力してまいりました。全ては最高のお酒を造り、飲んでいただくために。
お客様に清酒木曽三川を飲んで頂いた時に、他の清酒とは一味違った香りや味わいと共に私たちの人間味を感じていただくことまで出来たなら、それ以上に幸せなことはありません。