株式会社名手酒造店

株式会社名手酒造店

業種
加工食品メーカー
品目
酒類
住所
〒642-0011 和歌山県海南市黒江846番地
  • 生産者/企業情報
  • 生産品/サービス情報
株式会社名手酒造店

日本酒の伝統を守りつつ、独創性と革新的姿勢で将来を切り開いていく蔵元でありたいと願っています。まず最良の産地、農家の関係を大切にして、優れた原料を確保することを重視しています。社員の教育訓練に永年注力しており、杜氏の社員化を達成しており、チームワークを大切にした自社技術の向上、研鑽を続けています。営々と設備改良、新技術、設備の充実を続け、歴史的概観の中に最新設備を擁するに至っています。弱硬水の仕込み水は力強い発酵力を与え、藏の個性ある味わいを大切にしています。蔵元はこれらさまざまな要素を、強い意志と志で統合し、ブランドを育てていくのが使命であると考えます。

事業者名株式会社名手酒造店
担当者本部/名手孝和
住所〒642-0011 和歌山県海南市黒江846番地
業種加工食品メーカー
ホームページhttps://kuroushi.co.jp
取扱商品酒類
営業エリア
輸出経験
輸出エリア
経営規模/

米の旨味をきれいに引き出し、幅のある味わいを目指しています。純米酒、純米吟醸、純米大吟醸で全生産の95%を占め、本醸造型大吟醸は技術研鑽のため少量生産していますが、本醸造はなく、特定名称比率は97%(平均精米歩合約55%)程度であり、普通酒も昔からの飲食店様のお燗酒と長期熟成酒研究のためわずかに製造するのみで、地元でも純米酒の蔵と評価されています。蔵元自らが農家、圃場を廻り、農家との良好な関係を大切にしており、使用原料の約60%が山田錦(7県から調達)、雄町、五百万石も使用していますが、2023年現在三品種に集中しており、あまり多くの品種や酵母の種類を使わず、安定した品質の製品を安定的に出荷することを主眼としています。水は、ワインと異なり蔵元の個性を決定づける重要な要素であり、弱硬水の「万葉黒牛の水」により、力強い発酵力が得られ、蔵の特徴ある味わいを形作っています。季節雇用から社員制への転換を完了しており、能登杜氏組合所属ではありますが社員杜氏がチームを率い、多くの受賞歴をも重ねています。設備面でも2010年代から順次全工程に亘り、先端的かつ安全衛生面も高めた設備更新、増設を行い、米・水・人(技術)・設備の全要素を統合したものがブランドであるとして、総合的な実力を高めてきております。地元での日常生活の中で愛される純米酒需要を大切にしておりましたが、将来を見据え、大都市圏への出荷、さらには輸出への取り組みを強めつつあり、現在10数カ国に着実にファンを拡げつつあります。ハデさはありませんが、飲み飽きせず、ボディーのある香味は、少し味のある料理に合わせやすく、日本食だけでなく広く、世界の人々の食に使われるようになりたいと願っております。